落ち着いて『状況把握』、思い込みは厳禁
よほどの緊急事態(煙を噴いているとか)でない限り、いきなり電源を引き抜いたり、手当たり次第にキーをたたいたりしないで、どういうトラブルが発生しているかを落ち着いて把握しましょう。やみくもに手を加えて現象を悪化させることは避けましょう。
- どういったトラブルが起こっていますか?
- 電源ランプなどは点灯/点滅していますか?
- いつもと違う音やにおいがしていますか?
- 画面に何かメッセージがでていますか?
- そのトラブルの原因に心当たりはありますか?
- トラブルの直前に何をしましたか?
- 同じ現象が以前にもありましたか?
- 最近までうまくいっていた作業ですか?
これらの情報より、自分で対応できそうなトラブルかどうかをまず判断しましょう。たとえば
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電源ランプがついていないときには、電源ケーブルが抜けていないか、スイッチは入っているかなどを確認してみましょう。
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「メモリーが不足しています」といったメッセージなら、同時に使っているソフトをひとつ終了させてみましょう。
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いつもと違うことが「フロッピーディスクを入れたまま再起動」したことなら、抜いてからもう一度再起動してみましょう。
といった感じで、原因に思い当たる点があるならば、落ち着いて対処してみるのもいい経験になります。
ケーブルはちゃんと挿したはず!パスワードは正しいはず!といった『思い込み』は禁物です。現実にトラブルが起きているのであれば、もう一度、原因となりうるポイントを確認してみましょう。
もし自分で対処する自信がなくても、「画面に現れたメッセージ」などの情報をメモしておけば、パソコンに詳しい知人やメーカーへ状況説明が効率良くなり、その分だけ解決へ近づくはずです。
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