「インターネット オプション」とは、マイクロソフト社が開発したウェブブラウザー「Internet Explorer(IE)」の設定を中心としたインターネット接続に関する各種の設定と確認のための画面です。
1995年に登場した Windows 95 以降、「IE」は Windows に最初から搭載されてきたため、長らく Windows ではサイト閲覧を中心としてインターネット接続のときに標準として使われるブラウザーでした。
そのため「IE」の設定画面は「Internet Explorer の設定」ではなく「インターネット オプション」という名前であり、「IE」のメニューで開くことができます。
さらに「コントロールパネル」からも開くことができます。
ところが Windows 10 で Windows の標準ブラウザーは「Microsoft Edge」に切り替わって「IE」の開発は終了しました。
しかし、いまだ利用者の多い「IE」は Windows 10 にも引き続き提供されています。
さらに Windows 10 では「コントロールパネル」も「設定」画面での設定に切り替わりつつあるので「コントロールパネル」を開く手順も徐々に分かりにくくなっています。
今後も着実に「IE」も「インターネット オプション」も Windows で使われなくなっていきます。
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