「AR(拡張現実)」とは?「VR」との違いは?

AR」とは「Augmented Reality」の略で「拡張現実」ともいいます。実際に見たり聞いたりして得られる情報にコンピューターで人工的な情報を加えることで便利さや楽しさを広げる技術のことです。

「Augmented(オーグメンテッド)」には「増大された」「拡張された」といった意味があります。

 

たとえば昨年 2016年夏に一大ブームを起こした「ポケモンGO」にも「AR」技術が用いられており、スマートフォンのカメラで撮影された現実の道端に、あたかもモンスターがいるように表示されるのです。

2016-07-25 15.45.38

 

ほかにも一時期、大きな話題となったグーグルが開発したメガネ型の端末「グーグルグラス」も、レンズ越しに現実を見ながら、レンズに関連情報も追加で映せるという「AR」端末でした。

 

一方の「VR(Virtual Reality)」は「バーチャル・リアリティ」や「仮想現実」と呼ばれて「AR」よりも以前から耳にする用語でした。

「VR」とは、現実にはそこにないものをコンピュータで作り出して、あたかもそこにある、そこにいるかのように感じさせる技術であり、たとえば疑似体験や模擬練習などが可能になります。

つまり「AR」は現実そこにあるものの情報を活かしつつ情報を加える技術であり、「VR」はそこにはない仮想の現実を作り出す技術です。

どちらが優れているとかではなく、用途によって「AR」のほうがいいことも「VR」のほうが適していることもあるはずです。

記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。

スポンサーリンク

ご意見&コメント

パソコン用語解説」をご利用いただき、ありがとうございます。

「参考になった」「ちょっと違うかも?」というときは TwitterFacebookページを使ってご感想やコメントをいただけると嬉しいです!励みにもなりますし、必要に応じて情報の追加や修正もしてまいります。

 

同じカテゴリー「デジタル機器&家電」の用語解説

 

同じカテゴリー「デジタル機器&家電」のQ&A

関連した記事を検索

パソコントラブルQ&A」「パソコン用語解説」では関連Q&Aや用語解説を豊富に掲載中です。検索してみてください!

五十音順」インデックス

別サイトで「パソコン用語集」も公開しています。

過去の用語解説 (762 件)

編集長のプロフィール

編集長

:パソコン生活応援アドバイザー。「なにしろパソコン.com」サイト運営、メルマガ編集、セミナー講師からコラム・書籍執筆まで実績豊富!

「パソコン用語解説」では厳密さよりも、分かりやすさ、覚えやすさを優先しています。そのため強引なたとえを使ったり、編集長独自の見解も交えておりますのでご了承ください。解説の中でパソコンの設定や操作法を紹介していますが、お使いのバージョンなど環境によって違う場合があります。

また、本サイトを参考にしたパソコン設定、サイト閲覧、紹介したソフトウエアや機器の購入&使用、そしてトラブル対応やインターネット活用は『利用者の責任』でお願いします(免責事項)。