「ビューワー」とは、特定の形式を持ったファイルを開いて「見る」ためのソフトですが、「見る」のに加えて「ブラウザー」には「情報を集める」ニュアンスがあり、「エディター」には「編集」する機能があります。
用語の英語で元となる動詞の意味は以下の通り。
- ビューワー(Viewer):「View」で「見る」
- ブラウザー(Browser):「Browse」は「閲覧する」
- エディター(Editor):「Edit」は「編集する」
「Browse」の「閲覧する」という訳は固いですが「拾い読みする」と訳す辞書もあり、そこには「情報を集める」というニュアンスがあります。
そんな「ブラウザー」ですが、通常はインターネット経由でウェブサイトやウェブページを開いて見るためのソフト「ウェブブラウザー」を指す場合がほとんどです。
この「ウェブブラウザー」はテキストや画像、音楽や動画ファイルを開く「ビューワー」としても使えますし、ウェブサービスを使えば「エディター」にもなります。
一方で「PDF」など特定のファイルだけを開いて見るだけのソフトウエアは「ビューワー」と呼ばれます。
ただし「ビューワー」と名付けられていても簡単な編集機能を持っているソフトもあるので
「ビューワー」「ブラウザー」「エディター」の境界線はかなり曖昧
といっていいでしょう。
もちろん統一された厳密な定義もないので、とりあえず、そのソフトウエアが名乗っている名称で判断するしかないのが実情です。
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