日本語版ウインドウズで「入力方式」とは文字の入力に「ローマ字」キーを使うか「かな」キーを使うかの設定で、「入力モード」とは入力時に「ひらがな」入力を使うか「半角英数」入力を使うかの状態設定です。
もう少し詳しく書くと、日本語をキーボードで入力するには
- 「ローマ字」キーを使う「ローマ字入力方式」
- 「かな」キーを使う「かな入力方式」
という2つの方式があります。
それぞれ使いこなすには「慣れ」が必要なので、通常は入力の途中で「入力方式」を切り替えることはありません。
一方、日本語の「入力方式」を決めたあとで
- 主に日本語の文章を入力するときは「ひらがな」入力モード
- 英文はもちろん、サイトアドレスや英単語によるキーワード、パスワードや番号を入力するときは「半角英数」入力モード
という具合に、場面によって「ひらがな」か「半角英数」かに切り替えることになります。
連続してカタカナを入力したいときは「全角カタカナ」モードが便利な可能性もあります。といった具合に、その場面に適した「入力モード」に切り替えることで入力の作業効率をよくできます。
「モード(mode)」には「作業の状態」という意味があり、作業中にいまは「ひらがな」入力か「半角英数」入力かという「状態」の違いなので、その設定に「入力モード」という言葉が使われています。
「入力方式」と「入力モード」の違いは以上ですが、普段は「入力方式」を切り替えないので「入力モード」を理解しておけば十分でしょう。
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