「スクリーンキーボード」とは、画面上に平面的なキーボードを表示して、キーが表示されている部分をクリックやタッチすることで文字入力やキーボード操作ができるアプリ(プログラム)のことです。
実体がないキーボードということで「バーチャルキーボード」またはプログラムで動くので「ソフトウエアキーボード」とも呼ばれますが、ウインドウズでは「スクリーンキーボード」という名称です。
また、ショートカットキー
Windows + Ctrl + O
で開くこともできます。
一方で「スクリーンキーボード」との対比からハードウエアとしての一般的なキーボードを「物理的キーボード」と呼ぶこともあります。
実体があることを「物理的(に存在する)」というわけです。
「スクリーンキーボード」の役割としては
- 物理的キーボードがうまく操作できない
- 物理的キーボードがトラブルで使えない
- そもそも物理的キーボードがない端末
といったとき、文字入力やパソコン操作に使用します。
さらにセキュリティー目的で、物理的キーボードによる入力からパスワードなどの情報が盗み取られないように使われることもあります。
ただしウインドウズの「スクリーンキーボード」は細かくてタブレット端末などでは使いづらいので、
「タッチキーボード」という名前で表示するキーを絞り込んだり、
片手や親指操作だけでも扱えるようにしたり、
タッチ操作で使いやすいものも用意されています。
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