「コピペ」とは「コピー アンド ペースト(Copy & Paste)」を短く略した呼び方で、文章や画像などのデジタルデータをコピー(複写)して、別の文章やファイルなどにペースト(貼り付け)する操作のことを指します。
英語では「Copy & Paste」ですが、「Copy(コピー)」は「複製する」「複写する」といった意味で、日本でも「コピー機」などでとても馴染みのある言葉です。
一方の「Paste(ペースト)」は「ペースト状のもの」といった表現もあるように「練り物」「糊(のり)」という意味があり、動詞では「糊ではる」「貼り付ける」となるため、Windows では「ペースト」を「貼り付け」と訳しています。
このため「Copy & Paste」は「コピー&貼り付け」と訳されるため、「コピペ」の言葉と意味は知っていても何の略かは知らない人もいるかも。もちろん、海外で「コピペ」は通じません。
たとえばパソコンで同じファイル作りたいときは、元のファイルを「コピー」したあと「ペースト(貼り付け)」することでいくつでも複製できます。
これが「コピー&ペースト」、つまり「コピペ」ということです。
一方、自分以外の人が作ったファイルやデータ、ネット上のデータでも簡単に「コピペ」できるので、許可なく安易に情報を「コピペ」して再利用することで著作権の問題なども起きています。
そういう事例もあり「コピペ」には悪いイメージもありますが、パソコンで最も便利な機能のひとつなので、正しく便利に使いこなしたいですね。
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