「言語バー」とは、Windows で文字を入力するときの補助ツールで、デスクトップ上にフロー表示させて「入力方式」や「入力モード」の確認や設定、さらには「IMEパッド」「辞書ツール」などの起動もできます。
「言語バー」は「IMEバー」と呼ばれることもあり、「IME」は「Input Method Editor」の略で、多様な言語を効率よく使うため、文字を変換したり、入力などを補助する文字処理ソフトのことです。
そんな「IME」の操作に使われるのが「言語バー」なのです。
Windows の初期設定では「言語バー」は表示されておらず、代わりに「通知領域」内に「あ」「A」など入力モードを示すアイコンが表示されており、固定されている以外は「言語バー」とほぼ同じ機能です。
それでも、たとえば文字入力の際に入力モードの確認は画面の右上に「言語バー」があったほうが見やすくていい、という利用者もいます。
ところが「通知領域」内のアイコン表示を「言語バー」に切り替えるには分かりにくい設定が必要です。
そんなことからも Windows は「言語バー」の機能は残しつつ、初期設定のまま使うことを前提にしているのが分かります。
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