Windows 10 における「リリース」は「一般利用者に提供を開始する」という意味で、無償アップグレードの提供期間はリリース後 1年間です。
マイクロソフトの公式サイトの中に、以下のような記述があります。
『いよいよ 7 月 29 日 (水) より 600 万人の Windows Insider の皆様と開発してきた待望の Windows 10 がリリースされます。』
英単語の「リリース(release)」には「自由にする」「解放する」という意味があり、たとえば釣った魚を放すときの用語にも使われています。
つまり、開発してきた Windows 10 を一般にも解放するといった感じで使われているのです。
CD や DVD、ブルーレイの発売時にも「リリース」は使われますが、今回の Windows 10 の場合、発売開始日のことを指してはいません。
この場合の「リリース日」は「順次配信を開始した日」になります。
つまり Windows 10 の無償アップグレード期間は「リリース日より1年」ということで「2016年 7月 28日まで」ということになります。
以下の公式ページにも明記されています。
『2016 年 7 月 28 日までにアップグレードを完了すると、通常版の Windows 10 が無料で手に入ります。』
最終的に Windows 10 への無償アップグレードをおこなう予定なら、まだ(2015年11月現在)慌てる必要はありませが、さすがに 2016年7月末ギリギリは避けたほうが無難でしょう。
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