「Microsoft Edge(エッジ)」とは、これまでの「Internet Explorer(IE)」に代わって Windows 10 から標準搭載された Webサイトやページを閲覧するための最新アプリケーション(Webブラウザー)です。
当記事は 2015年公開で、当時の Microsoft Edge は「EdgeHTML」というブラウザーエンジンを採用していましたが、2020年に「Chromium(クロミウム)」に切り替わりました。
- 「Microsoft Edge」が採用の「Chromium(クロミウム)」とは(2019/7/10)
そのため、以下の記事は 2015年当時の記録として残しますが、現在の Edge とはかなり違っています。
「Microsoft Edge」では「エンジン」と呼ばれる Webページの表示に必要なプログラムの中心部分を IE から一新することで、Web の標準規格に従って作成したページをより正しく、高速に表示できます。
この「エンジン」が「EdgeHTML」という名前なので、ブラウザー名も「Edge(エッジ)」としたようですが、「Edge」には「縁」や「端」、「刃」「鋭利さ」といった「先端」をイメージさせる意味があります。
今回「Microsoft Edge」には Webページ上に手書きでメモを書き込み、保存したり共有したりできる新機能「Webノート」が搭載されました。
面白い機能ではありますが、今後、広く利用されるかは未知数です。
ほかにも Webページの記事部分だけを取り出し、読みやすく表示する「読み取りビュー」機能や、あとで読みたい記事をリストに記録しておける「リーディングリスト」機能などが追加されています。
そして IE の「お気に入りセンター」を機能強化したような「ハブ」が用意され、「お気に入り」や「履歴」、「リーディングリスト」や「ダウンロード」を一元管理できるようになっています。
「お気に入りバー」と「ホーム」ボタンは追加表示できます。
IE も「Microsoft Edge」も、サイト閲覧など基本的にできることは同じなので、あとは細かい操作や表示の違いに慣れていくしかありません。
どうしても IE のほうがいいという場合は「既定のブラウザー」を切り替えることは可能です。
今後、どれだけ「Microsoft Edge」が利用されていくのか注目しています。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。