「図ツール」「描画ツール」とは、ワードやエクセルなどで挿入した「画像」「図形」を選択したときだけ表示される操作ツールのことで、「リボン」に「書式」という名前の「タブ」が追加されます。
「図ツール」の「書式」タブでは、「調整」「図のスタイル」「配置」「サイズ」といったグループに分類された各種操作命令「コマンド」を選択することで「画像」を加工できます。
一方の「描画ツール」の「書式」タブでは、「図形の挿入」「図形のスタイル」「テキスト」「配置」「サイズ」といったグループに分類された「コマンド」を選択することで「図形」を加工できます。
同様に「グラフ」「テーブル」「SmartArt」などを挿入して選択したときにも、それぞれに対応した操作ツールが表示されます。たとえば挿入した「グラフ」が選択されると「グラフツール」が現れます。
つまり「画像」「図形」「グラフ」「テーブル」「SmartArt」などは、各々に対応した特別なツールやコマンドがあるため、対象となる物が選択されたときだけ「リボン」に追加表示されるようになっています。
これにより、そのときに使われない操作ツールは非表示となり、「リボン」の「タブ」が常に使うものに限定され、操作がシンプルに分かりやすくなります。
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