ウインドウズや各種アプリケーションの「コピー」や「切り取り」操作で一時記録されるデータには、テキスト以外にも様々な形式があるため「形式を選択して貼り付け」で選択できる場合があります。
たとえばエクセルの場合、セルの「コピー」で「値」はもちろん「数式」「書式」「コメント」「罫線」といった情報も記録されるため「形式を選択して貼り付け」ができます。
ほかにも Internet Explorer で閲覧中のページに保存したい文章があるとき、「コピー」してワードに「貼り付け」すると文字サイズやフォントの種類、さらにはリンク情報なども一緒に再現されます。
そんなとき、ワードの「形式を選択して貼り付け」で「テキストのみ保持」にすれば書式やリンク情報は引き継がれなくなります。
選択したデータを「コピー」や「切り取り」操作で一時的に記憶しておく「保存場所(記憶領域)」を「クリップボード」といいます。
この「クリップボード」に保存されたデータから必要な形式を選んで利用するのが「形式を選択して貼り付け」という操作なのです。
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