「置換」とは、指定した文字列を希望する文字列に置き換える操作のことであり、最初に指定した文字列を「検索」してから「置換」するため、「検索」と合わせて「検索と置換」と括られることもあります。
本来なら「置換」で置き換えるのは文字列でなくても、図形でも画像でもよいはずです。しかし、パソコンで何かを「検索」するときは文字列を使うのが基本なので、「置換」といえば文字列の置換のことになります。
通常、「置換」操作をするときは「置換」条件を入力するダイアログボックスを開いて「検索する文字列」と「置換後の文字列」とを入力します。
そして「置換」するときは
- 「次を検索」ボタンで、ひとつひとつ検索して置換すべきか確認してから「置換」ボタンで置換する
- 「すべて置換」ボタンで、一気に検索してすべて置換する
方法から選択することができます。
ほかにも「オプション」として「検索」条件が用意されていることが多く
- 大文字と小文字を区別する
- 完全に一致する単語だけを検索する
- 半角と全角を区別する
などで絞り込むことも可能です。
ワードやエクセルなど主要ソフトで「置換」のショートカットキーは
[Ctrl]+「H」
が割り当てられています。
ここで「置換する」の英語は「Replace」なので、「H」には特に頭文字の意味などはないので、機械的に覚えるしかありません。
すでに「検索」の [Ctrl]+「F」を覚えているなら「検索」画面を開いて、そこから連動して開く「置換」画面に切り替えるという方法もあります。
とにかく、パソコンで文章中に何度も使っている特定の文字列を一気に変更したいときなど、この「置換」機能の有難さが身に沁みます。
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