「CSV」とはファイル形式のひとつで、項目の間を「カンマ(,)」で区切ることで 1行に複数の項目を記録できます。さらに改行で複数行の情報を記録でき、行列配置された数値などを保存できます。
「CSV」は「Comma-Separated Values」の略で「カンマで区切られた値」という意味です。
例えば、4人の成績を「CSV」形式で表記すると、こんな感じです。
一郎,次郎,三郎,四郎
98,76,62,82
ウインドウズで「CSV」形式のファイルを保存すると拡張子は「.csv」となります。
「CSV」形式のファイルは「メモ帳」などテキストエディターでもテキストファイルとして開くことができます。
さらに「エクセル」など主要な表計算ソフトやデータベースソフトでも利用できます。
テキストを「カンマ」で区切っただけなのでファイルの容量は小さく、ウイルスなども仕込まれにくいため、集計したデータを公開するときなど、この「CSV」形式で提供されることがあります。
一例として、総務省統計局が消費者物価指数のデータを「CSV」形式で公開しており、これをダウンロードして表計算ソフト「エクセル」で開くことでデータを編集したり、グラフ化や集計もできます。
同様に様々なインターネットサービスでデータをダウンロードできる機能で「CSV」形式のファイルが使われています。
ほかにもデータを異なるアプリケーション間で引き継ぐときにも利用されています。
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