エクセルやワードのファイルにパスワードを設定するとき「読み取りパスワード」と「書き込みパスワード」があります。「読み取り...」はファイルを開くために必要なパスワードで、「書き込み...」はファイルの内容を編集するために必要なパスワードです。
「読み取りパスワード」を設定したファイルを開こうとすると、開く前に「パスワード」画面がポップアップ表示され、正しいパスワードを入力しないとファイルを開くことができません。
「書き込みパスワード」を設定したファイルを開こうとすると、開く前に「パスワード」画面がポップアップ表示され、正しいパスワードを入力しないとファイルは編集できず「読み取り専用」になります。
つまり「書き込みパスワード」だけ設定しても「読み取り専用」で内容を確認できるので、中身を知られたくないのであれば「読み取りパスワード」を設定する必要があります。
さらにいえば「書き込みパスワード」を設定すれば編集できないといっても、「別名で保存」をすれば、保存したファイルの編集はできてしまいます。
もし本当に編集されたくないという理由で「書き込みパスワード」を設定するのであれば、ワードやエクセルのままではなく「PDF」のような修正できないファイル形式に変換したほうがより確実といえるでしょう。
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