「マルチディスプレイ(マルチモニター)」とは、コンピューターに『2つ以上のディスプレイ』をつないで表示させることで、その最小構成となる『2つのディスプレイ』は「デュアルディスプレイ」となります。
「マルチ(multi)」は「複数の」を表す接頭語であり、「デュアル(Dual)」は「二重の」「二者の」を意味する言葉なので「デュアルディスプレイ」は「マルチディスプレイ」に含まれるわけです。
複数のディスプレイで株式チャートや株価ボードなど、様々な画面を同時に映して情報を収集しながら取引をしている場面が映されていることがありますが、あれがまさに「マルチディスプレイ」です。
さすがに一般利用者で 3台以上の「マルチディスプレイ」はコスト的にも場所的にも難しいですが、2台の「デュアルディスプレイ」までなら、もっと効率的にパソコンを使いたい人には検討の価値があります。
Windows 7 まではメインとなるひとつのディスプレイしかタスクバーを表示できなかったのですが、Windows 8 から「タスクバーをすべてのディスプレイに表示する」設定が追加されました。
ひとつのディスプレイ上でも「スナップ」機能で 2つの画面を左右に分けると大きく作業効率が上がりますが、さらに 2つのディスプレイとなれば、どれだけ便利かは想像に難くないでしょう。
場所と予算に余裕がある方は「デュアルディスプレイ」を検討してみてはいかがでしょう?
ちなみに「マルチディスプレイ」と「マルチモニター」、あるいは「デュアルディスプレイ」と「デュアルモニター」は同じ意味になります。
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