「テンキー」とはフルサイズのキーボードで右側に配置され、数字や計算式が片手でも効率よく入力できるように数字のキーを中心に計算記号のキーなどを一ヶ所に集めたものです。そして「NumLock」キーでテンキーによる数字入力を固定できます。
数字キーが「0」から「9」までの十種類のため「ten key」と名前が付いていますが、数字以外にも小数点の「.」や計算で使われる「/」 「*」「-」「+」、計算の確定に使われる「Enter」が並んでいます。
さらに「テンキー」を「矢印キー」などの操作キーに切り替えられる「NumLock(ナムロック)」キーが左上にあります。
ノートパソコンは大きさの制約でキーボードから「テンキー」が省略され、代わりに英文字キーの一部を数字キーに切り替える機能を持つ機種が多く、その切り替えにも「NumLock」キーが使われています。
標準タイプキーの上部にある「7」「8」「9」はそのまま生かして、その下の「U」「I」「O」を「4」「5」「6」、「J」「K」「L」を「1」「2」「3」、そして「M」「>」を「0」「.」といった具合です。
※ 各キーの手前あたりに小さく印字されています。
この「NumLock」キーによる入力キーの切り替え機能が入力トラブルの元になっていることはご存知(?)の通りです。
要するに「数字(Numeric)」入力に「固定(Lock)」するためのキーが「NumLock」で、そのオンオフで入力文字が切り替わるのです。
パソコン利用者にはほとんど説明される機会がないのに、当たり前のように存在しているちょっと厄介なキーです。
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