「Wake on LAN(WOL)機能」とは

Wake on LAN(ウェイク オン ラン)」とは、ネットワークに接続されたコンピューターに特殊なデータ信号を送ることで、離れた場所からでも電源をオンにしたり、スリープを解除したりできる機能です。

コンピューター(パソコンもそのひとつ)をネットワークにつないでいる機器(ネットワーク アダプター)は、たとえばコンピューターの電源がオフの状態でもネットワークからの信号を受信できます。

その状態のネットワーク アダプターが特殊なデータ信号(マジックパケットといいます)を受け取るとコンピューターを自動起動させることができるという、まさにマジックのような機能です。

 

「Wake on LAN」機能は、たとえば

  • 外出先から自宅のパソコンを起動させて遠隔利用したいとき
  • 会社のシステム管理者が社内のパソコンの保守作業を離れた場所から行うとき

などに利用されます。

そのため、普通にパソコンをお使いの方は名前も知らないし、まずは利用することもない機能といっていいでしょう。

 

「マジック パケット」以外でもノイズなどで「Wake on LAN」機能が働いてしまう可能性があります。

Windows 7 または Windows Vista では、On LAN 機能を有効にすると不要なウェイク アップ イベントが発生する可能性があります。|Microsoftサポート

そのため「使わないなら機能を無効にしておく」のもひとつの解決策といえるでしょう。

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