「バックグラウンドで実行」とは、現在、画面に表示されて使用中のプログラムやアプリとは別に、その「裏」に隠れているウインドウや待機中のプログラムなどをタイミングを計って処理することです。
パソコンはプログラムやアプリによる作業(処理、プロセス)を同時にいくつも実施できます。
ただし、同時にできるといっても CPU の能力やメモリーの容量には限りがあるので、どの作業を優先にするかを決めて、最も大切な作業を優先的に集中処理します。
そんなメインの作業の「裏」で処理することが「バックグラウンドで実行」であり、実施されているのが「バックグラウンド プロセス」です。
「バックグラウンド(background)」には「背景」「裏」といった意味があります。「バックグラウンドで実行」するのを可愛く例えると、主人が寝ている間に作業場に現れた小人たちが手分けして働いてくれる感じです。
「デスクトップ画面」の「ライブタイル」で情報が表示され、定期的に切り替わるのも「バックグラウンドで実行」されているためです。
そのため「ライブタイル」機能を持ったアプリで「ライブタイル」を登録するとき、最初に「バックグラウンドで実行しますか?」と許可を求められる場合があります。
勝手に実行されては困るからです。
「バックグラウンドで実行」を許可された「ライブタイル」は、その登録したアプリを終了していても情報を更新することができるのです。
「なにしろパソコン」では記事内に Amazon や 楽天 が販売する商品へのリンクや画像を掲載することがあり、そのアフィリエイトリンクを経由して商品の購入があったときに販売元から広告収入を得る場合があります。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。