「セッション」とは、ある活動を継続して行っている状態のことで、活動の終了と同時に「セッション」も終了となりますが、一定時間、活動が休止していると自動的に終了となる場合もあります。
そもそも「セッション(session)」は「議会」「会議」「集会」あるいはその「開催期間」といった意味の英単語です。
たとえばインターネット接続での「セッション」は、あるサイトにアクセスすることで開始となり、サイト内を連続で利用している間は継続し、一定時間、そのサイトを利用しないと「セッション」は終了と判断されます。
※ Google のアクセス解析などでは「30分」が一定時間になっています。
例)Google Analytics による 724685.com の「セッション数」年齢比率
あるいはログインが必要なサービスの場合、「セッション」はログインで開始されてログアウトで終了となります。この場合も一定時間、利用しないとセッション終了(強制ログアウト)となることが多いです。
この「一定期間」はサイトやサービスによって違い、セキュリティが厳しければ短い時間に設定されているので、少し別作業をしていてもセッション終了となり、通常は再度、ログインが必要となります。
IE の「InPrivateブラウズ」の状態は、適用された専用ウインドウを起動してから閉じるまで継続されており、閉じれば「セッション」が終了です。
IE で履歴やクッキーなどが残らない「InPrivateブラウズ」
以前は Google のアクセス解析でもブラウザーを閉じれば「セッション」が終了していましたが、2011年に定義が変更されています。
アナリティクス 日本版 公式ブログ: Google アナリティクスのセッションの定義変更について
同じ用語でもいろんなケースがあるので注意が必要です。
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