「ドラッグ&ドロップ」とは、画面上のアイコンや画像、テキストなど対象物を選択し、そのまま引きずるように動かして希望する場所まで移動させる一連の操作方法のことです。
「ドラッグ(drag)」には「引きずる」、「ドロップ(drop)」には「落とす」という意味があります。
つまり「ドラッグ&ドロップ」は対象物を希望の場所まで「引きずって落とす」操作方法なのです。
たとえば、デスクトップ上のファイル「B」を、保存用フォルダー「A」の中にマウスを使って「ドラッグ&ドロップ」する手順が以下の通りです。
- ファイル「B」のアイコン上にマウスカーソルを合わせる
- マウスの左ボタンを押してファイル「B」のアイコンを選択
- 左ボタンを押したまま、マウスを希望の方向に移動させる
- マウスの動きに連動して移動するファイル「B」のアイコンをフォルダー「A」の上に重なるように合わせる
- 「A へ移動」と表示されるので、マウスの左ボタンを離すとファイル「B」がフォルダー「A」内に移動完了
文章にすると分かりづらいですが、実際にやればすぐに分かります。
同様の「移動」の操作はキーボードを使って対象物を「カット(切り取り)」し、それを「貼り付け」してもできます。
ただし、「ドラッグ&ドロップ」なら一連のマウス操作だけで「移動」が完結するので、より効率よく操作できます。
「ドラッグ」操作には慣れが必要ですが、決して難しくはありません。直感的で便利な操作なので、身につけておいて損はありません。
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