「エルゴノミクスデザイン」とは「人間工学」に基づいたデザインのことで、キーボードやマウスなどの入力デバイスで手首などに無理なひねりを加えず、自然に操作できるように工夫したものが有名です。
ウィキペディアによると「エルゴノミクス(ergonomics)」は造語で、ギリシャ語の「ergon(働く)」と「nomos([自然の]法則)」から作られたそうで、ヨーロッパ生まれの学問なのだそうです。
私が「エルゴノミクス」という言葉を最初に聞いたのはずいぶん前で、マイクロソフト社の対応キーボードでした。キーが均等に横一列でなく、指に合わせた位置に配置され、大きなパームレストが印象的でした。
実際に対応キーボードで入力してみると、確かに手首は楽に感じます。
一日中、パソコンでデータを打ち込むような仕事の方にはいいと思う反面、日本の狭いオフィス机には少し合わないのも事実です。
それでも、いまもマイクロソフト社をはじめ、キーボードメーカーが新しい対応モデルを発売しているので一定の需要はあるのでしょう。
◆ エルゴノミック キーボード | Microsoft Hardware
左右のキーボードの間に真ん中の切れ目(?)があるデザインがユニークです。
また、日本のメーカーからは日本人、特に女性を意識した小型サイズの対応マウスなども登場しています。
◆ 女性でも使いやすい「エルゴミニマウス 400-MA057
もしも通常のキーボードやマウスで手首に負担を感じるような方は「エルゴノミクスデザイン」の商品を検討する価値はあります。
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