「Windows Update」とは、使用中の Windows OS を搭載したパソコンで利用可能な「更新プログラム」を確認し、インターネット経由でダウンロード、インストールできるオンラインサポート機能です。
「Windows Update」を実施することで、悪質なプログラムに侵入される恐れのある「安全性の欠陥(セキュリティホール)」を修正したり、外部からの悪質な攻撃に耐えられる環境に更新することができます。
その名の通り「Windows Update」は「ウインドウズ(OS)」の「アップデート(最新状態にする)」を目的として、Windows OS を利用するすべてのパソコンが実施すべき機能です。
「Windows Update」は「コントロールパネル」で開くことができます。Windows Vista では「システムとメンテナンス」の中に、Windows 7、Windows 8 では「システムとセキュリティ」の中にあります。
「Windows Update」とファイル検索しても見つけることができます。
ほとんどの場合、最初の状態で「Windows Update」は自動更新の設定になっており、更新を忘れることなく Windows はもちろん Internet Explorer、Outlook などにも修正プログラムを適用できます。
「Microsoft Update」項目にチェックを入れておけば、Microsoft Office などの更新プログラムも入手できます。
「Windows Update」によるインストール中にパソコンの再起動を要求してくることがあるので、そのとき失われては困る作業中のファイルは必ず保存しておきましょう。
また、パソコンのシャットダウン時に更新作業が始まる場合もあるので、そのときは途中で電源を落とさないように注意します。
以前は「Windows Update」を適用することでトラブルが発生したり、周辺機器が動かなくなるといったこともしばしばありました。
それでも、現在では問題が起きる心配よりも、更新しないことによるセキュリティの欠陥を放置するほうが怖いといえます。
2014年4月9日をもって Windows XP に対するサポートが終了しますが、この「Windows Update」が Windows XP に対しておこなわれなくなることが一番の注意ポイントになっています。
Windows XP/Office 2003 サポート終了のお知らせ - Microsoft
インターネットにつないだ状態で安心して Windows を使いたければ「Windows Update」の適用は必須です。
その意味で「Windows Update」の提供が終了した Windows はその役割を終えたと言っていいのかもしれません。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。