Windows の様々なアプリケーションソフトで、画面上に画像や図形、グラフなどを挿入して選択すると、その周囲(特に隅)に「ハンドル」と呼ばれる小さな四角や丸が表示され、その「ハンドル」を使ってサイズ変更や回転といった操作ができます。
画像を選択して表示されたハンドルの例
たとえば Word 2013 で「挿入」タブを選択して、「図」グループの「図形」メニューから「正方形/長方形」を選びます。
その状態で範囲を指定すると、長方形が挿入されます。
ここで長方形の四隅と各辺の中央に表示される小さな白い四角が「ハンドル」です。
そしてハンドルをドラッグして移動させることで、長方形のサイズを広げたり、縮めたりできます。
また「Shift」キーを押しながら四隅のハンドルをドラッグすると縦横比率を維持した拡大縮小ができます。
「ハンドル(handle)」には「取っ手」「つまみ」「にぎり」などの意味があります。Windows で使われる「ハンドル」という用語はまさに
挿入したものの周囲に現れるサイズ変更や回転のための「取っ手」
の役割を果たしています。
「ハンドル」をドラッグして実行するサイズ変更や回転操作は直感的なので、とても便利です。
そして「ハンドル」は選択を解除すれば消えます。
必要な時だけ現れる便利な操作ツールです。
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