特定のファイルを開くと、それに対応したプログラムが自動起動して閲覧や編集ができます。このプログラムが「既定のプログラム」で、この連動を設定することをファイルの「関連付け」といいます。
たとえばファイル名の末尾に付き、ファイルの種類を示す拡張子が「.xls(.xlsx)」のファイルを開くと「エクセル」のプログラムに関連付けされており、「エクセル」が自動で起動してファイルを開きます。
ただし、ウインドウズの初期設定では「.xls」「.doc」といった「拡張子」は表示されません。
チェックをはずし、拡張子を表示させておくと、関係付けられた関係がよくわかります。
拡張子が表示されていないと、なぜ自動で特定のファイルに対応したソフトが自動で起動するのが不思議に思えるかもしれませんが、しっかりと関連付けされているのです。
同じように、たとえばメールソフトでメール本文に記入されたサイトのアドレス(URL)をクリックすると、いつも同じブラウザーで開くのは「プロトコルがプログラムに関連付け」されているためです。
URL の先頭に「http」や「https」など、Webページを指定する文字列が含まれると、サイト表示のプロトコルと判断され、それに関連付けされたブラウザーが自動で起動します。
関連付けられたプログラムがブラウザーなら「既定のブラウザー」となります。
この「関連付け」や、特定のプログラムで開くことのできるファイルやプロトコルの設定は「コントロールパネル」の「既定のプログラム」を使っておこなうことができます。
特定のファイルを開くとき、希望するプログラムで開かない場合には「既定のプログラム」を確認して解決できないか調べてみましょう。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。