「Gmail(ジーメール)」とはネット検索サービスで有名な Google(グーグル)が提供する Webメールサービスであり、無料でアドレスが取得でき、メールの送受信ができる「フリーメール」としても有名です。
Gmail アドレスに届いたメールを開くと、こんな感じになります。
無料の代わりに「広告」は表示されます。
フリーメールにも様々なサービスがありますが、Gmail の大きな特長は
無料のメール保存容量が大きい
ことです。
スタート当初の 1GBは、当時のフリーメールでは驚きの大容量でした。
その後、2006年に日本でも利用者の招待なしで使えるようになり、その頃には無料容量は 2.5GB まで増加していました。
Google Japan Blog: 日本の皆様にGmailを公開しました
2006年8月24日
それまでは既存の利用者からの「招待制」でした。
そして現在では Googleドライブ などの他のサービスと合わせて、全体で 15GB という大容量が無料で提供されています。
◆ ドライブ ストレージ(ログインが必要)
これだけあれば、一般の利用者にとっては使い切れないほどの容量といえるでしょう。
ちなみに 15GB を超えると 100GBまでは $4.99/月 と有料になります。(2013年7月25日現在)
機能的には、やはり
メール検索が強力
なことです。
通常の Google検索と同様、検索ボックスにキーワードの一部を入力すると、メールの内容に合わせて自動的に予測が表示されます。
検索は高速で、件名、本文はもちろん、日付などでも検索できます。
また、一般的なメールソフトでメールの分類に使われる「フォルダー」ではなく
「ラベル」で細かいグループ分け
ができます。
ひとつのメールに複数のラベルを付けたり、並べ替えや検索の絞り込みにも使えます。
一方でフリーメールということで、以下のことには気をつけましょう。
- 好きなメールアドレスが取得でき、匿名性も高いですが、やはり自分で書いた文章とメールの使用法は自己で責任を持つ必要があります。
- ログイン画面には誰でもアクセスできるため、アカウントの乗っ取りや流出の可能性があります。
→ パスワードの強化や「2段階認証プロセス」などで対策しましょう。 - Google のサービスなので信頼性は高いとはいえ、それでもサービスが停止したり、サーバー上のメールがなくなる可能性はあります。
- ビジネス用途には「フリーメール」はなるだけ使わないほうが無難です。
Gmail には、ほかにも様々な特徴がありますが、15GBまで無料なので、まだ使ったことがない人は、まずはいつも使うメールの補助アドレスとして試してみてはいかがでしょう?
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