Windows 8 で初登場の用語を重点的に紹介してきました。ポイントとなる用語の解説はほぼ出そろったので、ここでまとめておきます。
まず、Windows 8 をはじめて使ったときに驚くのが、最初に開く画面のデザインです。その画面のことは「スタート画面」と名付けられ、総合的なデザインは「Modern UI」と呼ばれるようになりました。
◇ Windows 8 の新デザイン「Modern UI(モダンUI)」とは
モダンUI、スタート画面、タイル、アプリ
▲ クリックやタップでアプリを起動できる「タイル」がモザイク状に並んだ「スタート画面」。
そんな Windows 8 で最も目立ったデザイン変更が「デスクトップ画面」から「スタートボタン」をなくしたことであり、新たに「チャームバー」という操作用のバーを画面の右端から表示できるようにしたことでしょう。
◇ 「チャームバー」とは Windows 8 の新しい操作メニュー
チャームバー、設定チャーム、デスクトップ画面
▲「デスクトップ画面」に現れた「チャームバー」。カーソルを右上端に合わせて表示。
さらに Windows 8 ではタッチパネル液晶を指先で触れたり、叩いたり、なぞったりして操作する「タッチ操作」が注目されており、「タップ」「スワイプ」といった専用の操作用語は覚えておきたいところです。
◇ Windows 8 のタッチ操作におけるタップ、スワイプとは
タップ、スワイプ、長押し、スライド、フリック
▲ 画面を軽く叩く「タップ」と軽くなぞる「スワイプ」
あと、新たに Windows 8 搭載のパソコンやタブレット端末を購入するときに知っておきたいのが Windows 8 と同時に登場した Windows RT との違いであり、自分に適した OS を選ぶことが大切になります。
◇ Windows RT とは?Windows 8 との違いは?
Windows RT、Office 2013 RT、Windows ストア
▲「Windows ストア」の画面。「RT」で使うアプリはここで入手
以上で紹介した用語をざっと覚えておけば、Windows 8 について何も分からない、という状態は避けることができるはずです。さらに操作については以下のまとめ記事も読んでおくといいでしょう。
◇ Windows 8 の基本操作で便利な4つのショートカットキー
- [Windowsロゴ] キー
スタート画面とデスクトップ画面の切り替え - [Windowsロゴ] +「 C 」
「チャームバー」を表示 - [Windowsロゴ] +「 I 」
「設定チャーム」を表示 - [Windowsロゴ] +「 X 」
「クイックリンク」メニューの表示
これくらい情報があれば
Windows 8 で変わった点、追加された点についてはおおよそ理解できる
のではないでしょうか?
とにかく現在、好むと好まざるとにかかわらず、もし新しいパソコンに買い替えようとすれば、当然、Windows 8 搭載パソコンになります。
◆ Windows 8 PC、タブレット PC、ノート PC - Microsoft Window
大きく変わった部分もありますが、基本的には「いつもの Windows」 には違いないので、あとは「実際に使って慣れる」ことが大切です。
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