エクセルで、データの入力に使う最も小さな単位が「セル(cell)」であり、セルに入力したデータ同士で計算したり、表にしてグラフ化したり、様々に使える表計算ソフトが「エクセル(Excel)」です。
この「セル」を「行」と「列」に沿ってずらっと敷き詰めるように並べて構成されているのが「シート(sheet)」です。
これは作業(work)するシートなので「ワークシート(worksheet)」とも呼ばれます。
さらに、セルがシート上を行と列にどこまでも広がる(=「spread」)様子から、シートは「スプレッドシート(spread sheet)」とも呼ばれ、表計算ソフトは英語にするとスバリ「spread sheet」になります。
「amazon.com」で、「Excel」は「Spreadsheet」に分類されています。
そしてエクセルで複数の「シート」をひとつのファイルとしてまとめ、保存できるようにしたものが「ブック(book)」です。
ブックを新規に作成すると「Book1」という名前で開き、最初から「Sheet1」といった名前で何枚かシートが用意されています。
◎ Excel2010 の場合
Excel 2010 までは、新規ブックにはシートが「3つ」自動で生成されていましたが、Excel 2013 では初期設定でシートは「1つ」になっています。
◎ Excel2013 の場合
もちろん、必要に応じてシートは簡単に追加と削除できます。
要するにエクセルでは
セルを行と列に敷き詰めたものがシート、
シートをファイルにまとめたものがブック
となります。
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