大きなファイルを開かなくても、どんな画像や内容なのかがひと目で分るように縮小画像で見せることを「サムネイル表示」といいます。
たとえば、以下のような写真があります。
これをサムネイル表示すると、こんな感じになります。
この小さな画像でも「どんな写真」なのか概要は分かりますし、自分が撮影したものであれば、もっと細かいことも大体、見当がつきます。
※ちなみに、これは私が撮影した東京駅です。
上記の例は元の写真をかなり縮小していますが、もっと大きなサイズの写真ファイルなどは開くだけでも時間がかかるので、
多くの写真を確認するときなど、サムネイル表示はとても便利
です。ひと目でたくさんチェックできるので助かります。
また、最小化したウインドウを表示しなくても、どんなウインドウか確認するための縮小画面も「サムネイル」と呼ぶことがあります。
[Alt]+[Tab] というショートカットキーを使えば、現在、開いているウインドウをサムネイルで一覧表示できます。
「サムネイル(thumbnail)」とは、そのまま「親指(thumb:サム)」の「爪(nail:ネイル)」の意味です。ちょうど親指の爪は小さな長方形なので、縮小した見本や画像をそう例えたのでしょう。
※ おじさんの指でごめんなさい。
たとえば Windows では、フォルダ内にある画像ファイルのアイコンをサムネイル表示にすることができます。デジタルカメラなどで大量に撮影、保存した画像ファイルを目で探すときなどにも便利です。
意味さえ分れば「サムネイル」という表現は「縮小画像」などというよりずっと洒落ていますし、
スマートフォンなど携帯端末では今まで以上に写真をサムネイルで表示、操作することが当たり前
になってきたこともあり、今回、ご紹介しました。
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