「チャームバー(charm bar)」とは Windows 8 から導入され、画面右端に現れ、各種基本操作ができる縦長のメニューバーのことです。
Windows 8 では「スタート」ボタンがなくなり、予備知識なしで起動すると、どうやってシャットダウンするかさえ分からなくなっており、そういうときには、まず「チャームバー」を使うことになります。
◆ Windows 8 を終了(シャットダウン)する方法が分からない
windows 8 の「デスクトップ」画面の一例
「チャーム(charm)」という言葉は、最近はあまり聞かなくなった気もしますが、チャーミングやチャームポイントといった使われ方もされるように、「魅力」といった意味があります。
一方で「charm」には「魔力」「お守り」「おまじない」という意味もあるので、あくまで想像ですが「チャームバー」は「魔法のように操作ができるバー」といった意味合いで名付けたのかもしれません。
「チャームバー」は通常、非表示の状態で隠れています。マウスやタッチパッド操作でカーソルを画面の右上隅か右下隅に合わせると白いアイコンが表示され、アイコンに向かってカーソルを少し動かすと背景が黒くなって「チャームバー」表示となります。
「チャームバー」を表示させるショートカットキーは
[Windowsロゴ]キー +[C]
となります。
「charm」の頭文字の「C」で覚えておけば忘れません。
再度、同じキー操作をすれば非表示に戻せます。
マウスではなく、タッチパネルで操作するときは、画面の右端から左方向にスワイプするだけで「チャームバー」が表示されます。
◆ Windows 8 のタッチ操作におけるタップ、スワイプとは
縦長の「チャームバー」には上から「検索」「共有」「スタート」「デバイス」「設定」というアイコンが並んでいます。
たとえば「設定」アイコンをクリックすると画面右端から「設定」に関するメニューやアイコンが表示される領域が現れ、これを「設定」チャームと呼ぶこともあるので覚えておくといいでしょう。
マウス操作の場合、
「チャームバー」はボタンをクリックすれば表示されるのではなく、カーソルの移動により表示させる
ので、マウス操作の場合、直感的とも、あまり親切ともいえません。
「チャームバー」を開く「チャームボタン」があるといいのですが...。
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