キーボードの種類の呼び方には「106キーボード」「109キーボード」といったように頭に数字が付く場合があります。この数字はずばり記号キーなども含めた基本的な『キーの数』を指しています。
キーボードのタイプとしては
・ 英語圏で使われる基本のキーボード構成「101キーボード」
・ 日本語変換に関連するキーが5つ追加された「106キーボード」
・ 「Windowsキー」など3つのキーが増えた「109キーボード」
などが一般的に知られています。
Windows のデバイスマネージャでは「日本語106/109キーボード(106/109キー)」 「101/102 英語キーボード」と表示されています。
お使いのパソコンのキーボードが、数字入力用の「テンキー」まで付いているものであれば、キーの数を数えてみてください。日本のパソコンで、Windows 対応の場合、109キーボードが多いはずです。
ただし、メーカーや機種によっては、キーボードの周辺部に独自のキー(ワンタッチキーなど名づけて、ブラウザーやメールなどを一発で起動できるようにしているものなど)が追加されています。
また、ノートパソコンの場合、キーボードのスペースが制限されているので「テンキー」を削ってしまったり、特殊キーを他のキーと同居させたり、工夫しているため、ずいぶん少ないはずです。
「Fn」キーを同時に押すことで、ひとつのキーに2つのキー機能を割り当てたり、「NumLock」機能を有効にすることでアルファベットキーの一部を「テンキー」代わりに切り替える場合があります。
といった具合に、キーボードをどうすれば効率的な配列にできるかとか、小さなノートパソコンに集約するにはどうしたらいいかなど、多くの知恵と工夫が施されています。
◆ 標準的な Windows パソコンのキーボード構成とキーの種類
キーボードが苦手な人も、そういった歴史や背景などを知ることで、少しでも身近なものに感じていただけると嬉しいです。
「なにしろパソコン」では記事内に Amazon や 楽天 が販売する商品へのリンクや画像を掲載することがあり、そのアフィリエイトリンクを経由して商品の購入があったときに販売元から広告収入を得る場合があります。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。