「らくらくパソコン」は富士通が開発した初心者向けパソコンです。
◆ FMVらくらくパソコン - FMWORLD(個人) : 富士通
2012年9月現在、「らくらくパソコン4」が販売されており、その名の通り「4世代目」ということです。
※LIFEBOOK AH/R4H らくらくパソコン FMVAR4H
「らくらくパソコン」という名前の製品としては2008年秋冬モデルが初代として登場。当初より現在と同じく
「かんたん」「使いやすい」「あんしん」をキーワードに
製品設計がなされています。
◆ 今までに発表した主な製品 らくらくパソコンシリーズ
- AzbyClub サポート : 富士通
特徴としては、良く使う文字や母音キーを色分けするなど、キー入力を楽にする「らくらくキーボード」を導入しているのが目立ちます。
ほかにも「ワンタッチボタン」で音量や文字サイズを変更できたり、現在の機種では液晶画面がタッチパネルになっている点が便利です。
ソフトウエア的にも「らくらくメニュー」「かんたん検索」といったオリジナルの操作補助ソフトが使えるようになっています。
タッチだけで入力できたり、検索候補のキーワードが選べたり、よく工夫されています。
さらには「専用電話相談窓口」で1年間無料の電話サポートを受けることができ、リモートサポート利用可能。有償ですが訪問サービスもあるということでサポートも充実しています。
その一方で、パソコンの能力の割には割高との指摘もあります。
◆ [富士通直販WEB MART] 「らくらくパソコン」キャンペーン
もちろん上記のような特別仕様のため、一般の商品より高いのは仕方ありませんし、無料の電話サポートも含め、トータルとしてどう評価するかは「利用者次第」といえるでしょう。
個人的には「らくらくキーボード」をキーボード単体として発売して、「らくらくメニュー」もソフトウエアとして別売して欲しいのですが、一体化されているから「らくらく」というのも確かです。
「らくらくパソコン4」が登場したのが 2011年6月で、もう1年以上が経過していますし、発売時は「らくらくホン」との連携がかんたんというのが「売り」だったこともあり、少し古く感じます。
2012年8月には「らくらくスマートフォン」が発売されたこともあり、10月の Windows 8 登場も合わせて、そろそろ「らくらくパソコン5」が出てくるころかもしれませんね。
「なにしろパソコン」では記事内に Amazon や 楽天 が販売する商品へのリンクや画像を掲載することがあり、そのアフィリエイトリンクを経由して商品の購入があったときに販売元から広告収入を得る場合があります。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。