エクセルで入力作業をするとき、設定された複数の候補がリスト表示され、その中から選択すれば入力できる「ドロップダウンリスト」を使う、あるいは用意すると便利な場合があります。
エクセルでいう「ドロップダウンリスト」とは
セルの下に入力候補の項目を一覧表示させ、その中から選択して入力できるリストのことで、データ入力の支援ツールのひとつ
です。こんな入力操作をしたことがあると思います。
これがドロップダウンリストです。
導入の目的は
・入力の候補を提示したい
・入力の選択肢を制限したい
・統一した書式で入力させたい
・入力ミスをなくしたい
・入力作業を楽にしたい
などです。
「ドロップダウンリスト」のメリットのひとつは、リストが通常は表示されておらず、必要な時だけ表示させることができるので、場所を取らないということがあります。
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一方、表示させるまではどんな候補があるのか分からないとので、入力者が楽なのはどちらか想定して導入を決めるといいでしょう。
この「ドロップダウンリスト」を「プルダウンメニュー」と紹介をしている解説もありますが、エクセルのデータ入力の支援ツールは「ドロップダウンリスト」が正しい用語となります。
◆ セル範囲を指定してドロップダウン リストを作成する
- Excel - Office.com
しかし、クリックすると引き出されるようにメニューが表示されるという意味の「プルダウンメニュー」という用語のほうがサイトの入力ツールとしては一般的です。
そのため「ドロップダウンリスト」を「プルダウンメニュー」と呼んだとしても、目くじらを立てることはなく、何を指しているのか伝わればいいのではないかと思っています。
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