単語のつづり(スペル=spell)が正しいか確認することを「スペルチェック(spell check)」といいます。
日本ではそれほどではありませんが、1980年代に米国でパソコン用のワープロソフト、たとえば「WordStar」などの人気が出たのはスペルチェック機能が搭載されたことも大きかったはずです。
日本語の場合、タイプの打ち間違いは漢字変換がうまくいかなくなることもあり、ある程度は気が付きますが、英文の場合、単語の羅列なのでチェックは大変です。
米国で働いていた頃は、メールソフトにも必ずスペルチェック機能が付いていたことが、とても役に立ったことを覚えています。
一方、ネイティブの米国人社員の英文メールは確信犯なのかスペルミス(タイプミス)が多くて閉口しました。スペルチェックぐらいしてから送って欲しい、といつも思っていました。
そんなスペルチェック機能ですが、日本ではあまり使われていないのが現状で、表示される「赤い波線」を邪魔に感じることがあります。
特にウェブページのアドレスや新しいサービス名などはスペルミスに判断されることが多く、赤い波線が表示されると少しイラッときます。
とはいえ、せっかくのワープロソフトですから、文章の仕上げ段階で一度、スペルチェックと文章校正は実施してもいいかもしれません。
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