Windows 7 で導入された「スナップ機能」は、ウィンドウをデスクトップ画面の端までドラッグするとそのサイズを自動調整してくれます。
もう少し詳しく書くと、現在、開いているウィンドウのタイトルバー部分にカーソルを合わせ、マウスの左ボタンを押したまま、デスクトップ画面の端までドラッグするとウインドウのサイズを自動調整できる機能です。
◆ Windows 7 新機能「スナップ」でウインドウのサイズ調整
ウインドウをドラッグしているカーソル部分が画面の端に当たった瞬間に、ウインドウのサイズが以下のように変化します。
- 画面の上辺に当てると最大化サイズ
- 左辺に当てると画面左半分のサイズ
- 右辺に当てると画面右半分のサイズ
この「スナップ」という言葉で最初に思い出すのは「スナップ写真」かもしれません。この言葉などは結構、日常的に使っている割には、良く考えてみれば正確な意味は知らないという典型かもしれません。
Wikipedia によると「スナップ写真とは、下準備その他を特にせず、日常のできごと、あるいは出会った光景を一瞬の下に撮影する写真」となっています。ある一瞬をパチリと撮った写真、ということです。
ほかにも「フィンガースナップ」は、あの指をパチンと鳴らす動作、いわゆる「指パッチン」のことですし、野球でボールを投げるとき、手首のひねりを加えるときに「スナップを効かせる」といいますね。
Windows 7 の「スナップ機能」では、画面の端にウインドウを当てた瞬間、ビュッ!とウインドウサイズが変更される動作を「スナップ」という言葉で表現したのかもしれません。
なにはともあれ便利な機能なので、必要なときに「スナップ機能」をスナップを効かせて活用してみましょう!
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