「ショートカット(Shortcut)」という英単語は「短く(short)」と「切る(cut)」で「近道」を意味します。キーやアイコン、メニューを使って何段階か必要な操作を短縮して簡単にするときに使う用語です。
そこでパソコンの操作でも、ボタンやキーを使って近道する、つまり何段階もある操作をアイコンやキーの組み合わせ操作で簡単にできるのが「ショートカットアイコン」や「ショートカットキー」なのです。
ウインドウズで「ショートカットの作成」というと、日常、よく使うファイルやアプリケーションの「ショートカットアイコン」を作って、すぐ使えるようにデスクトップなどに配置しておくことを指します。
たとえば、いつも使うソフトウエアを呼び出すのにスタートメニューをたどっていくより、「ショートカット」として連動した「アイコン」をデスクトップに作っておけば、すぐに起動させることができます。
「ショートカットアイコン」を作りたいファイルを右クリック、メニューから「ショートカットの作成」を選択します。
作成された「ショートカットアイコン」は、元となるファイルのアイコンと同じ画像に小さな矢印アイコンが付き、名前は「xxへのショートカット」あるいは「xx - ショートカット」となります。
一方の「ショートカットキー」は、キーの組み合わせを覚える必要があるので、初心者には少し「とっつきにくい」ところがあります。
それでもメニューバーの各種メニューに「ショートカットキー」の表示がある場合、何度も確認すれば覚えていけるはずです。
たとえば「印刷」なら「Ctrl+P」、「上書き保存」が「Ctrl+S」、「コピー」なら「Ctrl+C」といった具合です。
さらに「ショートカットキー」の多くはコマンド(命令)の英単語の頭文字、たとえば「印刷(Print)」なら「P」、「コピー(Copy)」なら「C」を使っているので、これも覚えるときのヒントになります。
この「ショートカット」、特に「ショートカットキー」はパソコンを上達するための間違いなく「近道」です。
いままで「ショートカット」を使っていなかった方は、ぜひチャレンジしてみましょう。
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