「プレゼンテーション(presentation)」には「提示」や「発表」の意味がありますが、主にビジネスで企画の提案や結果の報告などを発表することを指すことが多いです。
略して「プレゼン」とも呼ばれますが、企画が採用されるかは「プレゼン」次第ということもあるため、発表資料はとても重要となり、視覚的に訴え、分かりやすく、印象的なものにする必要があります。
そこで「プレゼン資料」を作成、表示するために登場してきた専用アプリケーションソフトが「プレゼンテーションソフト」であり、その代表がマイクロソフト社の「パワーポイント(PowerPoint)」なのです。
◆ PowerPoint 2010 - Office.com
「プレゼンテーションソフト」は、資料を分かりやすく1項目1枚の「スライド」形式にまとめることができ、作成されたスライドは発表の際には「スライドショー」として順番に表示することができます。
スライド上には簡単に画像ファイルやエクセルなど他のソフトで作成した図や表を貼り付けたり、1枚のスライドでも、最初は一部だけで最後に結論部分を表示させる、といったアニメーション効果を使うこともあります。
テンプレート(雛形)と呼ばれる、共通の背景やパーツ、表示パターンを使ってプレゼンの資料を作成すると、統一感のあるものを早く効率よく作成できる反面、どれも似たような感じで、逆に印象が薄くなってしまうこともあります。
◆ 「プレゼンテーション」のテンプレート - Office.com
登場したてのころは「プレゼンテーションソフト」自体が珍しく、使う効果も大きかったのですが、いまでは何でも「パワーポイント」資料ばかりで、あえて使わないプレゼンのほうが印象に残る場合さえあります。
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