「TRUE」と「FALSE」によるエクセル論理式の真偽判定とは

TRUE(トゥルー)」には「真の」「本当の」といった意味があり、 「FALSE(フォールス)」には「正しくない」や「偽りの」といった意味があるため、2つが対となって「真偽」となります。

この「TRUE」と「FALSE」はエクセルの「関数」にも欠かせない用語です。たとえば論理式の真偽を判定するのが「IF(イフ)関数」で

IF(論理式, [真の場合], [偽の場合])

という書式になります。

IF 関数 - Excel - Office.com

「IF関数」は「論理式」が正しい(真の)ときは [真の場合] の値を返し、間違っている(偽の)ときは [偽の場合] の値を返します。

 

たとえば60点以上で合格のテスト判定で、セル「A5」にテストの点数が入力されていれば、以下の式で合否判定ができます。

=IF(A5>59,"合格","不合格")

そしてこの式を入力したセルには、テストの結果によって「合格」か「不合格」かが、文字として自動で表示されます。

 

「TRUE」「FALSE」といった用語が出てくると、かなり難しく感じるかもしれませんが、日常的に頭の中で判断していることを計算できるように式に置き換えてみた、と考えてみるといいでしょう。

千円札だけ持って買いものにいくと、千円を越えたらそれ以上はもう買えないし、千円以下ならまだ買える、つまり「合計>千円」という論理式で「TRUE」なら「買えない」、「FALSE」なら「買える」です。

=IF(合計>1,000,"買えない","買える")

値段や点数など、数字で大小が比較できるものであれば論理式によって簡単に真偽判定できます。

 

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