パソコン上のエクセル画面で表を作るときは、初期設定で表示されている「枠線(わくせん)」を視覚的なガイドとして、その「枠線」に四方を囲まれた「セル」に項目や数値、計算式を入力していきます。
ただし、この「枠線」は初期設定では印刷されないので、印刷して表として分かるようにするには「罫線(けいせん)」が必要になります。
つまりエクセルでは
「枠線」はすべてのセルを囲むように表示されているガイド線
「罫線」は表として分かりやすくセルを囲み、表示、印刷される線
と考えておけばいいでしょう。
罫線で囲みたいセルを選択し、右クリックのメニューから種類や太さを選びます。
一方の「枠線」は非表示にできます。リボンで「表示」タブを選び、「表示」グループの「枠線」チェックボックスでチェックを外します。
実際にやってみればわかりますが「枠線」を非表示にすると、セルがどこにあるのか一見しても分からず、表計算ソフトとしては使いにくくなってしまいます。
印刷前に「罫線」だけ表示された状態で表を確認したい場合も「枠線」を非表示するより、印刷のプレビューで確認したほうがいいでしょう。
ついでに必要であれば「枠線」も印刷は可能です。リボンで「ページレイアウト」タブを選び、「シートのオプション」グループの「枠線」で「印刷」というチェックボックスにチェックを入れるだけです。
この場合も印刷した紙が線だらけになるので、特に狙いがなければ「枠線」は印刷されない設定にしておくことをお勧めします。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。