Internet Explorer(IE)をはじめとするウェブブラウザーで過去に開いたページを確認できる仕組みを「履歴(りれき)」といいますが、英語では「歴史」の意味もある「History」が使われています。
たとえば IE で「履歴」を表示させるショートカットキーは
Ctrl + H
であり、「H」は「History」の頭文字です。
確かに過去に開いたページのことを「歴史」というのは違和感があり、それよりは「履歴」という言葉のほうがしっくりきます。難しい漢字ですが「履歴書」という言葉が一般的なので大丈夫なのでしょう。
「履歴」はブラウザーで開いたページ以外にも、ネット検索で使ったキーワード、検索の結果として開いたページなども、それまでの経緯として記録したものとして「履歴」と呼ぶことができます。
携帯電話でも、過去にかけた電話番号一覧を「発信履歴」と呼ぶなど、難しいけれど結構、浸透している用語です。
マイクロソフト社が最初に、この用語をカタカナで「ヒストリー」にしていなくてよかったと思います。
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