ネット検索最大手の Google(グーグル)が開発したソーシャルネットワークサービスが「Google+(グーグルプラス)」です。
利用者が7億人を超えたともいわれ、世界中にすごい勢いで広がったソーシャルネットワークサービス「Facebook(フェイスブック)」は日本でも徐々に認知度を上げ、利用者も増えています。
ただし、日本には「mixi(ミクシィ)」という先行サービスがあり、さらに Facebook は実名でないとダメとか、操作が分かりにくいとか、様々な理由があって日本ではどこまで伸びるか注目されています。
◆ mixi, Twitter, Facebook 2011年6月最新ニールセン調査
Facebook利用者872万人へ(ITmedia オルタナティブ・ブログ)
そんな中、登場したのがネット検索最大手の Google(グーグル)が開発した「Google+(グーグルプラス)」です。
メイン画面はフェイスブックにそっくりです。
Google は「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする」ことを使命としており、Facebook のやっている「閉じた世界」に情報が集中して検索できなくなると困るわけです。
そのため Facebook と Twitter のいいところをかけ合わせて、改善や新しいアイデアを追加して作ったのが Google+ だと考えていいでしょう。
「サークル」という仕組みで「家族」「友だち」「フォロー」などにメンバーを分類できます。
もちろん Facebook がすでに集めた圧倒的な利用者数と、蓄積された情報量は後発の Google+ がそう簡単に追いつけるものではありません。それでも Google の持つ既存のサービスと連動させると面白いことになります。
Facebook と Google とのソーシャルネットワークサービスでの競争の結果は今後のネット社会に大きく影響があるので注目しています。
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