パソコンでキーボードを見ないで、指の感触と位置感覚だけでキーを入力する手法を『タッチタイピング(touch typing)』といいます。
かつては「ブラインドタッチ(blind touch)」とも呼ばれていましたが、「blind」の意味も考慮して最近ではあまり使われなくなりました。
そんな「タッチタイピング」の利点は
入力速度が速いことと思考を妨げないこと
でしょう。
それほど高速で入力する必要がなくても、マスターすれば見た目にもかっこいいので憧れる人もいるでしょう。
では「タッチタイピング」はパソコン上達には必須条件でしょうか?仕事で常にパソコンを使い、毎日、膨大な文章をタイプしている私の個人見解を紹介します。このテーマではいろいろな意見があるはずですから、ひとつの参考にしていただければ幸いです。
タッチタイピングはできたほうが便利だし、できたほうがパソコンの上達も加速されるので若い人はきちんと練習してもいいでしょう。
しかし、すでにある文章を大量に高速で打ち込む必要がある仕事でもしない限り、完全にマスターしなくても支障はありません。
特にパソコンに不慣れな方は、できないことが楽しむ障壁になるくらいなら気にせず楽しく触ったほうがいいです。
要するに 最低限、タイピングで『両手が使え』て、キーボードのどこに『どのキーがあるか体感的に覚えられれば』、時々キーボードを見たり、3?4本の指で打っても、まったく問題ありません。
私もときどき手元を見てキーボード入力しています。
とにかく、文字入力するたびに「え?と『B』のキーはどこかな?」とキーを目で探す状態ではパソコンの上達にも時間がかかりますが、「『B』のキーはここだもんね♪」とほとんど無意識にチラッと目で確認してタイプするくらいは十分でしょう。
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