「タスク(task)」は英語で「仕事」「職務」といった意味で、コンピューターでは処理する仕事の「実行単位」のことになります。
「実行単位」といわれてもよく分かりませんが、単純に考えるとウインドウズでは画面下にあるバーが「タスクバー」ですから、そこに表示されるボタンのひとつずつが「タスク」のはずです。
でも、タスクバーには同じアプリケーションでも複数のウインドウが開くと、複数のタスクボタンが表示されるので、そのあたりが曖昧です。
そこでさらに「タスク マネージャー」を開いて、「アプリケーション」タブ画面を確認すると、やはりウインドウズでは
現在、起動されているアプリケーションをタスク
として扱っているのが分かります。
ちなみに、複数のアプリケーションを同時に実行させたり、切り替えたりできることを「マルチタスク」と呼びます。
つまり、ウインドウズはマルチタスク対応の OS ということになります。
一方の「プロセス(process)」は「処理」「加工」「過程」などの意味がありますが、これもパソコンではウインドウズが処理する「実行単位」ということになります。
ウインドウズでは、アプリケーション以外にも常駐起動させているプログラム(実行ファイル)があり、ひとつのアプリケーションでも複数のプログラムが同時に立ち上がっていることがあります。
これらのひとつひとつのプログラムが「プロセス」です。
先ほどの「タスク マネージャー」で「プロセス」タブ画面に現在、起動しているプロセスを確認できます。
ひとつのアプリケーションでも複数のプロセスが起動されているのが分かります。
それにしても、ウインドウズの「タスク」と「プロセス」の定義はいまひとつ明確ではないので説明に困ります。
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