コンピューターを使ったサービスを利用するとき、使用者を特定するための名前「ログイン名(ID)」と本人確認のための「パスワード」の入力を要求されることがあります。この入力作業をおこない、利用開始することを「ログイン」といいます。
「ログ(log)」には「航海日誌(logbook)」とか「旅行日記」の意味もあり、時間に沿って起きた出来事を記録したものです。
つまりサービスを提供してくれるコンピューター(サーバー)の利用を開始すると、コンピューターは時間に沿って記録を取り始めます。
その使用記録が「ログ」であり、利用開始が「ログイン(login)」、利用を終了し、接続を切るのが「ログアウト(logout)」です。
同様に「ログオン(logon)」という言葉もありますが、「ログイン」とほぼ同じ意味で使われています。「ログオン」に対して利用を終了するのは「ログオフ(logoff)」です。
ウインドウズでは登録ユーザーとして使用を開始するときに「ログオン」、終了するときやユーザーを切り替えるときに「ログオフ」します。
※ 「イン」と「アウト」、「オン」と「オフ」ということですね。
ウインドウズで「ログオン」から「ログオフ」までの情報は「Windows ログ」として記録、保存されています。
コンピューターに異常があったとき、ログを確認することで、いつ、何が起きたのか分かります。サービスのシステム管理者などは、安定したサービス提供のために「ログ」を監視しています。
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