パソコンで「ドラッグ」という操作方法を使うのは、画面上で何かを移動するときや希望する範囲を選択したいときです。
たとえばアイコンをマウスの左ボタンを押して選択(アイコンの色がグレイになる状態)し、左ボタンを押したままマウスを動かすことでそれに合わせて画面上のアイコンも動く、この操作がドラッグです。
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まさに「ズリズリ」と「引きずる」感じなので、
「引きずる」を意味する動詞「drag(ドラッグ)」
が使われるわけです。
「ドラッグ」はカタカナだと「薬」を意味する「drug」と同じ表記になるということです。
実はつづりが違っていて、パソコンで使われるドラッグは「drug(薬)」ではなく「drag(引きずる)」です。
とにかくパソコンを使っているときにドラッグという用語を聞けば、「引きずって移動させる」という操作をイメージしましょう。
ドラッグと一緒に使われるのが「ドロップ(drop)= 落とす」です。移動させたいものを希望の場所までパソコン画面上でドラッグしたら、押していた左ボタンを放して(=ドロップして)移動が完了します。
この連続動作を「ドラッグ・アンド・ドロップ(drag & drop)」といいます。
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名前はすごい操作みたいですが、要するに選択したものを移動させるときに「引きずって落とす」操作だということです。
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