「Twitter(ツイッター)」に続いて、最近、話題になっているのがソーシャルネットワークサービスの「Facebook(フェイスブック)」ですが、スタートは2004年と決して新しいサービスではありません。
◆ Facebook http://www.facebook.com/
Facebook は元々、米国の大学生が連絡、情報交換するために始めたサービスが発展し、広がった経緯もあり、実名と顔写真の掲載が原則という、まさにネット上の「顔写真付き名簿」となっています。
いまは「全世界でX億人が使っている」ということが大きな「売り」になっています。海外の人、特にアメリカ人と幅広く交流をしたいときやビジネスでは必須のサービスとなりつつあります。
◆ 各国のフェイスブック利用者数や属性が分かる CheckFacebook
米国が1位ですが、世界中の国々に広がっていることが分かります。
友達申請した相手が承認してくれると、相手の情報を読んだり、評価しあったり、メッセージやチャットの交流、面白いサイトの紹介から写真、動画の共有など、幅広く使うことができるサービスです。
共有した情報が友達にすぐに伝わる仕組みがあるため、Twitter にも負けない「即時性」が魅力です。気に入った情報には「いいね!」とプラス評価を与えることで、次々と友達に伝わっていきます。
ではなぜ日本で利用者が増えなかったのか、という質問にはいくつも理由が挙げられていますが、主なものは以下の通りです。
・ 日本には「mixi(ミクシィ)」という同様のサービスが先行して、
日本人に合った内容で大きく市場を獲得している
・ Facebook が日本に現地法人を設立したのが 2010年2月で
サイトやサービスの日本向け対策が遅かった
・ 登録は実名であることが必須という規約のため、インターネット
での活動は匿名中心という日本のネット文化とずれがある
実際のところ Facebook は「友達」として登録する相手がいなければ情報交換が成立しないので、ある程度、自分が知っている人達が参加し始めないとやってみても面白くない、というのは確かです。
それでも、登録した人しか見ることができない mixi などと比べると、Facebook は登録しなくても誰でも見ることができる「ファンページ」という仕組みもあり、幅広く誘導できるルートがあります。
私も個人のページだけでなく、「ファンページ」も作ってみました。
ほかにも有名企業や有名人なども「ファンページ」を作り始めており、ここから Facebook への参入者が増えると感じています。
◆ fbrank.main.jp 日本語 Facebookページ ランキング
どちらにしろ「日本で使われていない/良く分からない!」ではなく、「世界でこれだけ使われている理由があるはず/知ってみたい!」と考えて、楽しみながら試してみるほうが前向きで「いいね!」。
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