「Windows 7(セブン)」は 2010年頃 には登場するといわれている Windows Vista の次期バージョンの「コードネーム(仮称)」です。
マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長が「来年(2009年)末」には発売すると発言したとか、しないとかでも話題になっています。
◆「Windows 7 は来年」とGates氏−Vistaの不人気が投入早める?
(2008/04/14 Infostand 海外ITトピックス - Enterprise Watch)
未確定な部分の多い話を「用語解説」で紹介するのはどうかと思うのですが、やはり最近「編集長、Vista の次はどうなるのでしょう?」といった質問を受けるようになったので、取り上げてみました。
確かに「Windows 95」「Windows 98」「Windows Me」「Windows XP」といった流れで、Windows XP までは、ちゃんと2〜3年という間隔でバージョンアップを繰り返してきたわけで、逆に XP の次に Vista が登場するまで5年以上かかったことが『例外』といえるでしょう。
それでも毎回、機能が追加されていく Windows のバージョンアップを数年で完成させるのは技術的にも、市場ニーズの判断からも容易なことではないので 2009年末 の発売は厳しいでしょう。
Windows Vista にしても、当初は 2003年に登場という話さえあったのに、遅れに遅れた結果、2007年の発売になったわけですから「次」は2010年だって怪しい、と言われても仕方がないところです。
一方で、Windows Vista がビジネス市場(特に企業のオフィス利用)で XP からの切り替えが進まない現状もあり、人気のない Vista に見切りをつけ、次期バージョンの登場を早める可能性も否めません。
どちらにしろ、一般の利用者にとって Vista へのバージョンアップでさえ魅力が足りないのに、「Windows 7」なんてどうでもいいという感じかもしれません。ということで、もう少し具体的な「次」の情報が出てきましたら、再度、解説してみたいと思います。
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