利用者にあらかじめ受け取り許可をもらってから送信されるメールが「オプトイン・メール」です。
ショッピングサイトや情報提供サイトに登録すると、必ず「今後、関連情報をメールで送信しますが、よろしいでしょうか?」といった記載があり、そこで許可するとメールが届きはじめます。
こういった利用者にあらかじめ受け取り許可をもらってから送信されるメールが「オプトイン・メール」です。
「オプト(opt)」には「選択する」という意味があり、「オプトイン・メール(opt-in mail)」とは利用者が「選択」したメールを送信するといった意味になります。
とても幅広いジャンルの情報を提供するサービスでは、送信されるメールの内容を利用者が「選択」できるので、これを「オプトイン・メール」と呼ぶ場合もあります。
どちらにしろ基本的には
本人が承諾したので「オプトイン・メール」は「迷惑メール」ではない
ことになっています。
しかし、徐々に期待していた内容とは変わってきたり、送信頻度が勝手に増え、利用者側にとって「迷惑」に感じられる場合もあります。
それでも、きちんとした会社や団体の「オプトイン・メール」には、毎回、メールの中に「解除方法」が明記されているはずなので、そういったポイントでも「迷惑メール」とは区別できるでしょう。
◆ 迷惑メールを受け取ったら
(日本インターネットプロバイダー協会)
追記(2012/1/27)
最近では、最初に入力したメールアドレスに確認メールが届き、そのメールに記載された確認アドレスをクリックしなければ登録完了にならないという「ダブルオプトイン」の手続きが増えています。
入力したメールアドレスを受け取れるのは本人だけということで本人確認ができ、さらに入力したメールアドレスできちんと届くかも確認できるので確実な登録には有効な手段です。
「迷惑メール」は本当に困った問題ですが、一方では便利で有益な楽しいメールサービスもたくさんあります。各自が、しっかりしたサービスかどうか見極める目を養うことが大切です。
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