「SNS」は「ソーシャルネットワークングサービス(Social Networking Ssrvice あるいは Site)」の略です。
「Social」は「社交的な」、「Networking」は「つながり」「情報網」といった意味ですから、「SNS」とは
メンバー同士のつながりを生かして
情報交流を促進するサービス(サイト)
といった感じになります。
大手のブログサービスなら誰でも登録さえすれば簡単に作成できるし、一般公開したブログはインターネット経由で誰でも見ることができます。
さらにコメントを許可しているのが普通で、不特定多数の読者が書き込める設定が一般的です。
そのため匿名で不愉快なコメントや言われもない厳しい批判を受ける場合もあり、安心して情報を公開できない、仲間内の話ができない部分があります。
そんな中で、参加者が紹介しないとメンバーに加わることができない「SNS」なら、情報の交流をしても相手は匿名ではなく、ある意味で「友だちの友だち」なので仲間同士で安心して盛り上がれるわけです。
そして「SNS」で日本の代表的なサービスが「mixi(ミクシィ)」です。
◆ mixi(ミクシィ) http://mixi.jp/
┗◇ ミクシィについて
残念ながら(?)私は招待される友達がおらずに参加できないため、実際の中身は分かりません。それでも、すでに参加者は100万人以上となかなかの広がりです。
追記(2012/1/25)
この解説を書いた2005年頃は mixi は完全招待制でしたが、2010年に友達の紹介がなくても登録は可能になりました。一応、私も登録しています。
また月1回以上ログインする利用者は1,500万人以上という規模に成長しています。
◆ mixiの利用者数について | THINK SOCIAL
一方のブログもコメントを受け付けない設定にしたり、制限をかけることが多くなるなど、状況は6年で大きく変わりました。
「友だちの友だち」というつながりなので、単なるネット上での匿名のつながりよりも、より一層「口コミ」の効果や情報交換の活発さが期待できるため、一定規模を超えると大きな力を持つサービスです。
ただし「友だちの友だちはみな友だちだ」なんて素敵な世界を単純に信じている人は少ないはずなので、どういうふうに成長していくのか、今後の展開に注目していきたいです。
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