ウェブサイトや著作物の話題や評価などで、専門家(あるいは知ったかぶりの人)が良く使う言葉に「コンテンツ(contests)」があります。
※ 「コンテンツ」は「よくわからないIT用語ランキング」第10位
たとえば
「ブロードバンドによって確かにインターネットの速度は速く、送受信できるデータの容量は大きくなったけど、それを生かせるだけの『コンテンツ』がまだまだ不足しているのが現状だね。」
といった感じで使われます。こういう会話、耳にしたことがあるかもしれません。
もともと「コンテンツ(contents)」は「内容」とか「中身」といった意味です。テレビ番組で、ゲストの「カバンの中身を拝見!」といったコーナーがありますが、英語なら
Show the contents of your bag!
といった表現になります。
実際のところ、会話に出てくる「コンテンツ」を「内容」とか「中身」という言葉に入れ替えても違和感はありません。
それでも最近では文章だけでなく、音声や画像、さらには技術的なカラクリも合わせ、
「デジタル」情報でできた「中身」
を表現するときに「(デジタル)コンテンツ」と表現すると、それらしく聞こえるから不思議です。
もちろん普通の会話では「コンテンツ」なんて言葉は使わずに
「あのホームページは内容に乏しいね」
といった表現で十分でしょう。
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